当社では、2003年から、自社農園でアロニアの栽培を始めました。
現在の製品原料は、道内の苫前町、砂川市、網走市、南富良野市などで栽培された果実を使用しています。
原料の栽培・収穫から、製品の製造・販売まで、すべて”道内産”にこだわり、
北海道産アロニアの知名度向上のために取り組んでおります。
アロニアってご存知ですか??
《植物的分類》
北米原産でバラ科に属す。 果実の色より赤、紫、黒の3 種類に分類。 果実が加工利用されているのはロシアで育種改良された種。
テレビ等では「ブラックチョークベリー」という名で紹介されています。
花の構造がナナカマドに似ていることから、ロシアでは「黒い実のナナカマド」と呼ばれるアロニア。
このアロニアにはブルーベリーやハスカップよりも多くのポルフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれていることから、食品加工・健康機能食品として広く利用されています。
栄養満点果実です!
- 鉄分がプルーンの5倍!
- 抗酸化性がブルーベリーの10倍!
- アントシアニンがブルーベリーの7倍!
- ポリフェノールがブルーベリーの3.5倍!
アロニアは人の体の中の抗酸化活性にすぐれているポリフェノールとカロテノイドを豊富に含んでいます。
渋味を感じるのはポリフェノールが多い証明です。
このため抗酸化活性が小果樹類の中で最強グループにランク付けされます。
これを裏付ける様にアントシアニン色素はブルーベリーやブドウよりも多く小果樹類では最高レベルにあります。
こんな方にオススメ!
現在までに報告されている効能
作 用 | 効 果 |
抗ガン作用 | ガン細胞の増殖抑制 |
脂質低下作用 | 総コレステロール・中性脂肪の減少 |
降圧作用 | 動脈圧の低下 |
肝臓保護作用 | 組織病理学的変化の減少 |
胃保護作用 | 機能障害の減少 |
抗糖尿病作用 | 血中グルコースレベルの低下 |
抗菌・抗ウィルス作用 | 抗菌・抗ウィルス活性の上昇 |
アロニアの1年
北海道では主にロシア種のアロニアが栽培されています。
早い生育と一株あたりの収穫量が多いのが特徴です。
その実のつき方から、「黒い実のナナカマド」とも呼ばれています。
秋の紅葉も美しく、耐寒性、耐暑性がともに強く、丈夫で育てやすい落葉低木です。
《春/spring》
枝先に散房花序がつき、
白い5弁の小花が多数咲かせます。
とてもかわいらしい花ですね♪
《夏/summer》
花後に小さな実がなります。
北海道では7月頃の様子です。
《秋/autumn》
熟すと黒くなり、収穫を知らせてくれます。
夏の終わり、9月上旬には収穫できます。
《冬/winter》
寒さに強いアロニアですが、雪の重さには負けてしまいます。
枝が折れてしまわないよう、北海道では冬囲いを施します。
(下記参照)
アロニア栽培のポイント♪
- 耐寒性が強いため、特に場所は選びませんが、果実が散房花序となって着生するので、風当たりの少ないところを選びましょう。
- 土壌は湿潤地帯に自生していることから、湿気のある通気性のある土壌が良いとされています。
- 植え付けの距離は、成木の樹幅から、2.5×2.5m、将来的には、3.5×4.0mは必要です。
- 剪定は、早春の発芽前に行います。
- 晴天が続いて、降雨のない時は、灌水を行います。特に、6月上旬から7月下旬までは果実の肥大期にあたり、この時期に雨量が不足すると、果実・食味が劣り、収穫量も減ってしまいます。
- 樹が小型で短果枝が多く、開帳製のため、雪が乗りやすいアロニアは、多雪地帯では冬囲いをしなければなりません。
《冬囲い》
(1)株の大きさに合わせて縄を切る
(2)上の三脚を先に縛って固定し、それから下に巻く
(3)根曲がり竹より外に出ている枝は、竹の中へ押し込むようにする
(4)最後は下の根曲がり竹で縛る